ティム・クックはiPhoneを使いすぎている

ティム・クックはiPhoneを使いすぎている

CNNのティム・クック

CNNのローリー・セガル記者とのインタビューで、Apple CEOのティム・クック氏は驚くべき告白をした。iPhoneを使いすぎだと。彼はiOS 12の新機能「スクリーンタイム」が収集したデータを見て、この結論に至ったと述べている(「iOS 12はパフォーマンスと改良に注力」、2018年6月4日参照)。

「使ってみて、正直に言うと、自分はかなり規律正しくやってきたと思っていました。でも、それは間違いでした。データを取得し始めてから、必要以上に時間を費やしていることに気づきました。それに、電話を取る回数も多すぎました。」

しかし、クック氏はiPhoneを中毒性があるとまでは言わなかった。「デバイス自体に中毒性があるわけではありません。中毒性があるのは、それを使って何をするかです。『中毒』という言葉が適切かどうかは分かりません」とクック氏は述べた。スマートフォンが中毒性を持つと認めようとしない彼の姿勢は、これまでAppleがそうした行動を助長してきたことを考えると、当然と言えるだろう。CEOの失言が、今後どのような訴訟に発展するかは誰にも分からない。(アメリカ精神医学会の『精神障害の診断と統計マニュアル第5版』は、行動中毒と物質中毒を区別しているが、現時点ではスマートフォンの使用そのものを中毒として分類していない。Psychiatry Advisorには、スマートフォン中毒の診断基準を定義した有益な記事が掲載されている。)

いずれにせよ、AppleがiOS 12にスクリーンタイムを組み込んだのは喜ばしいことです。また、Googleも先日のGoogle I/O開発者会議で同様の機能「Android Dashboard」を発表しました。この分野で今すぐ助けが必要な方は、Momentをチェックしてみてください。

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