Chromiumベースのプライバシー重視のWebブラウザを開発するBrave Softwareは、オープン検索エンジンのTailcatを買収し、それを利用して独自の検索エンジンを立ち上げると発表した。現在、主要な検索エンジンの選択肢は、800ポンドのゴリラであるGoogleと、それに大きく差をつけて2位のMicrosoft Bingであり、Bingは程度の差はあれ、2位のYahoo、DuckDuckGo、Ecosiaにも利用されている。Brave Searchは、ユーザーの追跡やプロファイリングを行わずプライバシーを重視し、無料の広告付き検索に加えて、有料の広告なしオプションも提供するとしている。Braveによると、これらの広告には、Web広告につきもののトラッカーは含まれないという。Brave Searchのもう1つのユニークな点は、多様性を確保し、アルゴリズムによる偏りや検閲を防ぐために、コミュニティがキュレートするオープンなランキングモデルを採用することを約束している点だ。Brave Searchのテストに興味のある方は、ウェイティングリストに登録することができる。
オリジナル記事を読む