アップルとスタンフォード大学、心臓研究の結果を発表

アップルとスタンフォード大学、心臓研究の結果を発表

Apple Heart Studyの通知例

写真提供:Apple

スタンフォード大学医学部とAppleは、大規模なApple Heart Studyの結果を発表しました。この研究では、Apple Watch(シリーズ1、2、3、4は除く)のユーザー40万人を追跡調査し、アプリがウォッチの心拍センサーのデータを使用して心房細動(AFib)を特定できるかどうかを検証しました。アプリが不整脈を検知した場合、ユーザーに通知が送られ、ユーザーは医師との遠隔診療の予約を促されました。その後、ユーザーには今後のApple Watchの測定値を確認するための携帯型心電図パッチが提供されました。

結果は良好で、参加者のうちわずか0.5%しか通知を受けておらず、そのうち84%は通知を受けた時点で心房細動と診断されていました。心電図パッチを使用した人のうち、心房細動と診断されたのはわずか34%でした。研究著者らは、心房細動が断続的な性質を持つことを考えると、この結果は驚くべきものではないと述べています。

ある意味、この研究は、実際の結果よりも、ウェアラブル技術を通して多数の被験者からいかに迅速にデータを収集できたかという点において興味深いと言えるでしょう。このような技術は、特定の種類の医学研究を飛躍的に加速させる可能性があります。(心房細動が心配な方は、Apple Watch Series 4の心電図センサーを使うべきです。「私は救急救命士です:Apple Watch Series 4は命を救い、救わない」2018年10月3日の記事をご覧ください。)

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