WWDC 2014、6月開催のチケット抽選受付開始

WWDC 2014、6月開催のチケット抽選受付開始

Appleは、サンフランシスコで開催される2014年世界開発者会議(WWDC)の日程を6月2日から6日までと発表しました。この会議には5,000人の参加者と1,000人のAppleエンジニアが集まり、招待状にあるように「コードを書こう。世界を変えよう。」というスローガンを掲げます。


ここ数年、WWDCは登録問題に悩まされてきました。昨年は90秒も経たないうちにチケットが完売し、多くの開発者を困惑させました。この問題に対処するため、Appleは今年、チケットを抽選でのみ販売することにしました。抽選に参加するには、2014年4月7日午前10時(太平洋夏時間)までに登録する必要があります。登録するには、AppleのMacまたはiOS開発者プログラムの現在のメンバーである必要があります。当選した場合は、2014
年4月14日午後5時(太平洋夏時間)までに1,599ドルのチケットを購入する必要があります。重要なのは、Appleがチケットは「当選した申請者のみが使用でき、いかなる形であれ販売、再販、交換、オークション、譲渡することはできません」と述べていることです。

ただし、開発チームには例外があります。Appleは次のように述べています。

上記の例外として、対象となるチームメンバー間でチケットを譲渡するリクエストは、Apple の [email protected] 宛てに提出して審査を受けることができます。Apple は譲渡リクエストを拒否する権利を留保します。

抽選に外れた場合でも、2等賞としてWWDCのすべてのビデオを視聴できます。Appleは、これらのビデオは当日公開されると主張しています。Appleのエンジニアと話したり、セッションで質問したり、他の開発者と交流したりすることはできませんが、少なくとも参加者が目にするビデオのほとんどを見ることができます。

全体的に見て、抽選はここ数年、開発者が抱えてきたフラストレーションに対する優れた解決策と言えるでしょう。当時は、参加希望者は、負荷がかかりすぎて頻繁にダウンする予約システムを必死にクリックする準備をしなければなりませんでした。登録開始と同時に準備が整っていなければ、チケットを手に入れるチャンスは全くありませんでした。当時はひどいシステムでしたが、抽選は完璧ではないかもしれませんが、以前よりはずっとましです。WWDCへの参加希望者がどれだけいるのかも、興味深いところです。

Apple の 5,000 の枠は、サンフランシスコのモスコーニ センターで開催される Google I/O 開発者会議 (2013 年は 5,500 人) や Microsoft の Build 会議 (2013 年は 6,000 人以上) の規模と一致します。

Idfte
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