Pixelmatorチームは、画像編集アプリ「Pixelmator Pro」のバージョン1.3.4をリリースしました。このバージョンでは、機械学習を用いて異なる画像の色をマッチングさせる新機能「ML Match Colors」が追加されています。「ML Match Colors」(「フォーマット」>「色調整」)を使用するには、「色調整」パネルに画像をドラッグ&ドロップするか、画像にオブジェクトを貼り付けます。コンポジションにオブジェクトをドラッグ&ドロップする際にCommandキーを押したままにすると、挿入したオブジェクトに対して「ML Match Colors」が適用されます。
このアップデートでは、自由変形機能も追加され、さまざまな画像スケーリングアルゴリズムを用いて、レイヤーの遠近感、傾斜、歪曲、サイズ変更を調整できます。テキスト、シェイプ、グループ、オープンパスレイヤー、さらにはRAWレイヤーなど、あらゆるレイヤーを変形できます。また、Shiftキーを押しながら挿入したオブジェクトを中央に配置する機能が追加され、多数のレイヤーを含むファイルのズームパフォーマンスが向上しました。さらに、マスク付きのシェイプをペーストすると正しくコピーされないバグが修正され、RAWレイヤーの縦横比を固定する機能がデフォルトで有効になり、PhotoshopドキュメントのPPI設定が正しく保持されるようになりました。(PixelmatorおよびMac App Storeで新規購入$39.99、無料アップデート、171.5 MB、リリースノート、macOS 10.13以降)