トレンドマイクロのMacアプリがユーザーのブラウザ履歴を盗む

トレンドマイクロのMacアプリがユーザーのブラウザ履歴を盗む

1 と 0 の羅列の上に Safari のロゴが描かれています。

Eclectic Light Companyのブログで、ハワード・オークリー氏は、従業員約6,000人、年間売上高10億ドル超を誇る多国籍企業トレンドマイクロが、いかにして不正なハッキング集団のような行為をしていたのかを詳細に分析しています。トレンドマイクロの無料Macアプリ(Dr. Cleaner、Dr. Antivirus、Dr. Unarchiver、Dr. Battery、Duplicate Finder、NoSleep、App Uninstallなど)が、ユーザーの閲覧履歴やその他の個人データを収集していたことが判明しました。AppleはトレンドマイクロのアプリをMac App Storeからすべて削除しました。

Mac App Storeのトレンドマイクロアプリ

興味深い話です。トレンドマイクロは自社のアプリがユーザーデータを収集・アップロードしていたことを認め、この機能を削除すると発表しましたが、そもそもなぜこのような事態になったのでしょうか?「サイバーセキュリティソリューションの世界的リーダー」を自称する企業が、このような行為に及ぶ言い訳は一体何なのでしょうか?これは深刻な倫理的欠陥であるだけでなく、AppleのApp Storeポリシーの明確な違反です。もしAppleがApp Storeの承認プロセスがユーザーを保護していると主張するのであれば、明らかに改善が必要です。

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