Bombich Softwareは、人気のディスククローン作成およびバックアップソフトウェアであるCarbon Copy Cloner 3.1(CCC)の注目すべきアップデートをリリースしました。CCC 3.1では、CCCの「選択した項目をコピー」バックアップ方法を用いたバックアップ時に「より高い忠実度」を実現するためにrsync 3.0を実装し、選択された各アクションに対するCCCの動作を説明する、既に堅牢なインターフェースの文言を改良し、バックアップボリュームが起動可能かどうかを確認するための「起動可能性」チェック機能を追加しました(残念ながら、これはネットワーク経由で作成された複製では機能しません)。また、様々なバグも修正され、スペースを含むパスを使用してリモートMacにバックアップする際に正しい場所が使用されるようになりました。Leopard
では、「すべてをコピー」使用時に非表示のフラグが維持され、Leopardでスケジュールされたタスクが再起動後も確実に実行されるようになりました。さらに、複数のソースMacから単一のターゲットマシンにCCCの認証情報パッケージをインストールできるようになりました(以前は、この設定を機能させるには認証情報を手動で調整する必要がありました)。
Carbon Copy Cloner を使ったことがない方のために説明すると、これはクローン作成、同期、バックアップのフル機能を備えたプログラムで、スケジュール機能やアーカイブ機能も備えています。私は Carbon Copy Cloner を使って、ネットワーク経由で Power Mac G4 ファイルサーバーにインストールされたディスクに、主要な仕事用マシンの起動可能な複製を作成しようと試みています。(これは、同じ Power Mac G4 にインストールされた、Leopard Mac の Time Machine バックアップ、Tiger または Panther 搭載 Mac の Retrospect ホームフォルダのバックアップに加えて
行われます。)ネットワーク経由で起動可能な複製を作成できる機能は珍しく、EMC の Retrospect にしかありません(優れた SuperDuper はネットワーク経由でリモートディスクイメージのバックアップを作成できますが、これは起動できません)。Carbon Copy Cloner のネットワーク複製は、Retrospect の現在のバージョンよりもはるかに高速です。
Carbon Copy Cloner 3.1はMac OS X 10.4.8以降を必要とし、Mac OS X 10.5.2でも正常に動作します。このプログラムは完全なシェアウェアであり、有料版の有無にかかわらずすべての機能が利用可能で、登録も不要です。ただし、Carbon Copy Clonerの価値が実証された方には、Bombich Softwareが寄付を歓迎します。ダウンロードサイズは2.1MBです。