Microsoftは、Office for Macの月例アップデートをリリースしました。このアップデートでは、Excelでのスプレッドシートの共同作業機能が強化され、他のユーザーの閲覧を妨げることなくフィルター処理や並べ替えができるようになりました。新しいシートビューでは、他のユーザーの閲覧を妨げることなく、並べ替えやフィルター処理されたビューを作成できます。Outlookでは、Outlook.comアカウントのセキュリティが強化され、2段階認証が有効になっている場合でもアプリパスワードの設定が不要になりました。また、PowerPointでは、プレゼンテーションの録画中にデジタルペンを使って描画やインクストロークの記録ができるようになりました。さらに、Excelのリモートコード実行の脆弱性と、攻撃者がMacのメモリの内容を読み取る可能性があるWordの情報漏洩の脆弱性も修正されています。(1回限りの購入で149.99ドル、年間サブスクリプションオプションで99.99ドル/69.99ドル、Microsoft AutoUpdateによる無料アップデート、リリースノート、macOS 10.10以降)